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  • 執筆者の写真近藤 ちづる

今年を振り返って


今年はコロナウィルス感染症(以下コロナ)に翻弄された一年でした。


そして、日常というのはいとも簡単に壊れてしまうことと

世の中は予見できないことが突然起こるということを実感し学ばせていただきました。

また、不要不急の外出が制限され、マスク着用が義務付けられ新しい生活様式にとまどうばかりで、自由にどこへでも行けた今までを思うと、私たちの生活はいかに不要不急に癒され支えられてきたか思い知りました。


私の議員生活も2年目に差し掛かりこれからというときにコロナ禍で大きく行動が制限されてしまい、女性議員を増やすための取り組みなど人との触れ合いはあきらめざるを得ませんでした。

私の原点である街頭演説や後援会活動の戸別訪問などできずに焦るばかりです。

しかし、他の議員の方々も同じような気持ちで現実を受け入れているのですから、私も我慢するしかありません。

選挙の在り方も、コロナ禍で大きく変化していくことでしょう。

手探りで模索していくしかありません。


また、議会では(仮称)郷土史博物館構想で紛糾し、富士川・芝川の河川環境について問題提起できました。11月議会では今まで質問されてこなかった性教育を勇気をもって議場から発信しました。子供たちを性被害から守ることができるきっかけになってくれたらいいなと思います。


しかし、いいこともありました。

コロナ禍の中では、会派室にこもる時間を過ごしたため、財政や市の課題をしっかりと学ぶことが出来ました。

また、毎日市役所に登庁し、たくさんの職員の皆さんと触れ合うことが出来たり、市民の皆様のご相談やご心配事をお聞きすることが出来たことは何よりの私の財産です。


また、NPO法人の定款変更の事務処理やホームページ作成などに時間を使うことができました。

SNSでは、動画作成やZOOMなどの利用で新たな発信ができたことが前進でした。

コロナ禍でなければできないことばかりでした。


コロナ禍が自分の生き方や議員としての在り方を改めて見つめなおす契機となったと思い、来年こそは前を向いて動き始めていこうと思います。


あと4時間で今年も終わりですが、大切なことを教えてくれたこの一年に感謝し、また、富士宮市民の皆様の幸せを祈りつつ、新たな年を迎えたいと思います。

来年もよろしくお願い致します。


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