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  • 執筆者の写真近藤 ちづる

「普通に死ぬ」を拝見して

今富士宮市のイオンシネマで「普通に死ぬ」を上映しています。

私の友人、富士市議会議員 小沢映子さんが出演されています。

年齢を重ねてゆく重い障がいがある人とその家族のドキュメンタリー映画です。

私は昔「世の中で一番強い人は障がい者のお子さんを育てている家族」と何かの本で読んだことがありますが、まさしくその通りだと思える映画でした。

最初冒頭、「私に何かあったらこの子はどうなるの」という小澤さんの切ない言葉から始まっていました。

私は最初から涙です。

彼女や家族たちの葛藤や苦労などと比べると

私の涙など本当に安っぽい!でも涙が流れてしまう。

年齢を重ねていく重い障がいがある人たちとその家族。

家族が病に倒れると残された医療ケアの必要な人が、生まれ育った地域で生きることは本当に今の日本社会の中では環境がまだまだ整っていない。

しかし、富士・富士宮市の家族や支援者の方たちは厳しい現実を一歩一歩クリアーして3つの施設を設立しました。

全国の先駆けです。ロールモデルです。

その取り組みを監督が10年にわたり撮っています。

監督の想いがこもっています。溢れています。

この世の中に生きるって何?死ぬって何?

現在社会が抱えている問題を浮き彫りにしています。参りました。



重い障がいのある方たちの表情を見ているとしっかりとした意思を感じられ、表情一つ一つが何かを訴えています。

笑顔がたまらない。

その人らしく生きてその人らしく死んでいく。


この映画はいのちを尽くして生き合う人たちの記録です。


誰かと比べてというのはよくないと思うけど、私が今までやってきたことなどすべて小さく浅く偽善者だったのではないかと落ち込んでしまいました。


しかし、今は目の前のことを精いっぱいやるしかできません。

せめて、心はしなやかに柔らかくいようと思いました。

そして、いつも心を寄せ続けることはできると思います。

人の幸せも自分の幸せと思えるような、また悲しみも自分の悲しみと受け止められるようなそんな人になれるように、、、、、私も頑張らなければ、、、、




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